メンタルブロックとは?
自分にOKを出す心の講座 > 不安、ネガティブ思考解消法 > メンタルブロックとは?
メンタルブロックとは?
「メンタルブロック」という言葉を聞いたことがありますか?
メンタルブロックとは、その言葉の通り、精神的(メンタル)な障壁(ブロック)です。
ではどんな障壁なのかと言うと、
・○○できない
・○○がない
・○○すべきだ
(すべきではない)
・○○してはいけない
・○○なはずだ
といった断定的な思い込みや固定観念がその正体です。
このサイトでお伝えしている心のブレーキやビリーフと同じようなものです。
メンタルブロックはなぜできるのか?
人間の心は生まれたときには真っさらな状態です。固定観念も思い込みもありません。
しかし、成長するにしたがって親からしつけを受けます。
「○○しなさい!」
「○○しちゃダメ!」
「そんなことできないでしょ!」
「何度言ったらわかるの!」
「なんて○○な子なんでしょう!」
という否定的な言葉や失敗、うまくいかなかった経験などがどんどん蓄積されてメンタルブロックが形成され始めます。
赤ちゃんの時には誰しも「自分はできる!」という可能性を100%信じていました。
だからこそ、転んでも転んでも諦めることなく立ち上がろうとしたのです。
本来私達は誰しも自由で無限の可能性を持ち合わせています。
しかし、親のしつけや家族、友人との関係性、自身の失敗体験などから、
- ○○してはいけない
- 自分は○○できない
- 自分は○○が苦手だ
- ○○する能力がない
- ○○なんて無理だ
そんな心の壁とも言えるブロックが出来上がってしまうのです。
架空のブロックに怯えている!?
こんなお話があります。
インドで飼いならされた像は小さく細い杭につないでおくだけでなぜか逃げません。
像の力からすれば、あまりにもひ弱な杭一本で像をつなぎとめることができるのです。
なぜでしょうか?
実は像の調教師は、まだ像が小さなうちに足に鎖を巻いて大きな杭につなぎます。
象はなんとか逃げ出そうと試みますが、あまりにも頑丈につながれているので「自分には無理だ」と思いやがて逃げ出そうすることを断念してしまいます。
一旦こうなれば、今度は小さな杭につないでおくだけでも決して逃げ出そうとはしません。
象の無意識の中に「逃げ出すことは不可能だ」というメンタル・ブロックが形成されてしまうからです。
これを「エレファントシンドローム」と呼びます。
人間でも同じです。
過去の失敗体験から「どうせ自分は何をやってもうまく行く訳がない」というメンタルブロックがあれば、本当はそれをこなせるだけの知識や能力があるのに、せっかくのチャンを逃したり、途中であきらめたり、挑戦すらしないことがあるのです。
しかも本人はメンタルブロックの存在に気がつかないのです。
なぜならその思い込みは無力透明になっているからです。
あまりにも自然な形で潜在意識に組み込まれているため「本当にできない」と思い込み、それが架空のブロックであることに気がつかないのです。
まさにエレファントシンドロームが起きているのです。
ですから、今あなたがやりたいと思っていてもなかなか踏み出せないことがあるのなら、本当は望んでいるのにあえて見ないふりをしていることがあるのなら…
もしかするとそれは単なるメンタルブロックのせいかもしれないのです。
なぜメンタルブロックに苦しむのか?
メンタルブロックとは思い込みで架空のブロックなのに、どうして私たちはそれを本物のように信じてしまうのでしょうか?
その理由は「体感するから」です。
例えば、人に気軽に声をかけることが苦手でメンタルブロックが働いているとします。
すると実際に人に声をかけなければいけないような場面では、
- 心臓がドキドキする
- 胸が締め付けられる
- 息苦しくなる
- 胃がズッシリと重くなる
- 喉が詰まる
- 顔が引きつる
- 体が震える
など、体に違和感が出るのです。
不安、心配、焦り、恐怖、辛さ、苦しさなどネガティブな感情は身体反応として発生します。
そのためメンタルブロックも架空のブロックであるはずなのに、苦手なシーンでは実際にブロックが働いているかのように体が反応するために、「これは真実だ!」と信じ込んでしまうのです。
無料メール講座登録
人生を大改造する方法を7日間に渡り無料で公開しています!
関連ページ
- メンタルブロックとは?