人の好き嫌いはイメージ
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人の好き嫌いはイメージ!?
あなたは苦手な人はいませんか?
・職場の上司、先輩や同僚
・お客さん
・両親や兄弟
・親戚のおじちゃん、おばちゃん
・近所のおじさん、おばさん
・友人や知り合い
などなど…
性格的が合わない、そりが合わない、生理的に受け付けないなど、その人とは「元々合わない」と感じることもあると思います。
しかし、相手を好か嫌いかは、実はイメージが大きく影響していると聞くとどうでしょうか?
「いや、イメージじゃなくて本当にその人が嫌いなんです!」
という答えが返って来そうですね。
ではこんな経験はありませんか?
第一印象が悪かったある人。
その後も
「あの人、苦手…」
「私には合わないな…」
「できるだけ関わらないようにしよう…」
と思って距離を置いていた。
しかしある日、あることがきっかけでその人と面と向かって話すことがあった。
すると、実は結構いい人で、それからすっかり仲良くなった。
誰でもこれに近い経験があるのではないでしょうか?
では、どうして本当はいい人だったのに、はじめは毛嫌いしていたのでしょうか?
それがイメージなのです。
まずは第一印象ですね。
初めて出会ったときの
・表情
・視線
・しぐさ
・言葉
・言葉使い
・イントネーション
など、人間は本能的に相手が自分にとって安全かどうかを一瞬で察知します。
もし初対面の相手が眉間にしわを寄せて、あなたと視線を合わさずに、そっけない態度で話を切り上げようとしていたら…
きっとあなは
「近寄り難い人だな…」
「感じ悪いな…」
「失礼な奴だ!」
と印象付けるかもしれません。
そしてその後の相手人へのイメージは悪いまま固定されてしまうのです。
しかし実は、あなたと会った当日、相手は気分が悪く、また家族が熱を出して寝込んでいて早く帰りたかった。なので時間を気にして落ち着かなかった。
もしかするとそんな状況だったのかもしれません。
でも、はたから見ると「失礼でそっけない態度」に解釈されてしまうのです。
そしてあなたはその人と出会った時のほんの一部分だけの印象が、その人のすべてのイメージになってしまったのです。
ではもし、その後その人に会ったらどうでしょうか?
今度はあなたがそっけない態度をとるかもしれませんよね。
そうすると前とは逆に、相手があなたに「感じ悪い人だな…」と感じるかもしれません。
まるで人間関係の悪循環ですよね。
第一印象というイメージが相手との良好な人間のブレーキを作り上げ、その後の人間関係まで方向付けてしまうことも大いにあるのです。
嫌いな人は、過去嫌いだった人!?
目の前の人を見ているようで実はイメージのフィルターをかけて相手を見ていることも多くあります。
例えば、父親がとても厳しく高圧的でいつも怒鳴りつけるような人だった。そうすると父親の前ではいつもビクビクおどおどして、今日は機嫌が良いかな?と常に顔色を伺うようになったとします。
そうすると、「厳しく高圧的で怒鳴りつけるような人」に対して苦手意識が生まれます。
そして時が流れ社会人となり、自分の上司がまさに「厳しく高圧的で怒鳴りつけるような人」であった。
すると、その上司の前では、まるでかつて父親の前でビクビクおどおどしたいた幼少期の自分のように体が勝手に萎縮してうまく話せなくなってしまうのです。
これは目の前の上司に反応しているというよりも、上司を「父親のフィルター」をかけて見ているようなものなのです。あるいは、目の前の上司に父親のイメージをかぶせて見ているのです。
このように、自分では「性格が合わない」「生理的に受け付けない」という相手は、実は過去に苦手としていた人物のイメージを貼り付けているから、そう感じているだけなのかもしれないのです。
あなたの嫌いな人は誰に似ている?
もし今のあなたが毛嫌いしている人がいるなら…
その相手はあなたがこれまでの人生で接して来た誰に似ていますか?
きっと「もしかしてあの人?」という人物が思い浮かぶと思います。
是非一度目の前の苦手と過去の苦手を関連付けて見てください。
きっと新たな事実が明らかになると思います。
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