緊張を緩和させる裏技
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緊張を緩和させる裏技
私は赤面症、あがり症を克服させる通信教材も提供してます。
そんな中、あるお客様からメールをいただきました。
その内容がとても素敵でしたのでご紹介させて頂きます。
きっとあなたにも勇気の湧く内容だと思います。
医療事務をされているFさんからのお便りです。
ドキドキワクワクの毎日です!
ノウハウを実践してもうすぐ1ヶ月経ちます。
私の悩みは、大きな病院で仕事を始めた頃から『人前で朗読したり、発表したりするとあがってしまい顔が赤くなる』事でした。
そのたびに嫌な思いをしていました。
実は今年3月、病院全体で毎年一回の大きな発表がありました。
パワーポイントを用いて頑張ってみたのですが、自分の番になってすぐパニックになりマイクを握り締めていた手が震え、足もガクガク声も震えてしまい全くと言っていい程上手く出来なかったのです。
それから1ヶ月うつ状態となり仕事を休みました。
復帰後は特にパニックになるような事はありませんが、職場での発表やイベントの司会などたくさんやる事があります。
今まで色んなノウハウを試してみましたがいざという時にやっぱりダメで、また来年1月にパワーポイントを使った発表があるので、今回が最後という思いでタケさんのノウハウを学んでみる事にしました。
すると驚いた事にCIAの法則を毎日毎日イメージして取り組んでいたら不思議と自信が湧いてきました。
先月末80人いる前で司会をしたのですが、
『アナウンサーみたいに声がきれいで本当に良かったよ!』
など嬉しい事ばかり言われたのです。
そしてつい最近も、職場内で朗読してみたのですが最初だけ見られてるという意識だったのですが気がついたら最後まで言えました。
まだまだなんですが、少しずつ人前でも堂々と出来るように日々努力したいと思っています。
20歳前の自分は人前でもへっちゃらで、学生の頃は生徒会の副会長をつとめ司会をやったりしてました。
あの頃の自分に少しずつでもいいから近づきたいです。
タケさんから大事な事を教えて頂いたお陰で少しずつ取り戻しつつあるような気がします。
きっとこれからもたくさんの失敗もあると思いますが、そんな自分と一緒に成長出来ればと思います。
以前私は多くの人達の悩み事を聞くのが好きで通信教育ですがカウンセリングの資格を持っています。
いつしか自分がどっぷり悩みを抱えてしまい何百万円無駄にしてきた事か…
しかし!
タケさんとの出会いにより忘れかけていた自分に再会出来たように思います。
旦那さんと娘共々幸せに暮らしているのですが、今の感覚は幸せ真っ只中のドキドキワクワクの毎日です。
またこれから毎日ノウハウを忘れる事なく積極的に取り組みます!
こんなご報告を頂くと本当にセラピスト冥利に尽きます。やっていて良かったな~と心底思います。
ちなみに私は赤面症関係のクライアントさんからは「赤面症カウンセラーのたタケさん」と呼ばれています。
またこのFさんから、ある相談をされました。
それは「マイクを持った瞬間に緊張のスイッチが入る」と言うことです。
この状態を何とかしたいと言うことでした。
こう言った現象を引き起こすケースは案外多いのです。
ではなぜそんな現象が起きるのか?
緊張の原理
「マイクを持った瞬間に緊張のスイッチが入る」と言うように、何かが緊張のきっかけになってしまう人もいると思います。
他にも
- 苦手な上司の顔を見た瞬間に緊張してしまう
- 会議室に入った瞬間に緊張してしまう
- 好きな人の顔を見た瞬間に赤面してしまう
と言ったことがあります。
これは心理学では「アンカリング」という作用によって起きています。
例えば以前にマイクを持って発表をしたときに極度に緊張したとします。
そしてその後もマイクを持った時に同じような感覚を何度か味わったとします。
すると、脳はこう判断します。
「マイク=緊張」
マイクという「物質」と緊張してドキドキする感覚を結合させるのです。
苦手な上司や好きな人への緊張した感覚も同じです。
今度は物ではなく「人」に感覚が結びついたのです。
会議室では「場所」に緊張感が結びついたのです。
ではなぜこんな現象が起きるのでしょうか?
アンカリングが起きる原理とは?
それは脳の自己防衛本能なのです。
太古の昔から人間が生き延びていくためには、絶えず周りの状況を判断し、その体験を今後に役立てて行かなければいけませんでした。
例えば、一度熊に襲われた場所には二度と近づかないように、その場所が近くなると恐怖心を感じます。
言い替えれば、恐怖心が「ココは危険だから近づかない方がいいよ!」と教えてくれているのです。
人に対しても同じです。
初めて出会った違う部族の人。その人に突然攻撃されケガをした。
すると脳は「この部族の人は危険だ!」と判断して、その後も同じ部族の人を見かけると緊張感や恐怖心が起きて体が警戒体制に入るのです。
アンカリングを逆に活用する方法
このように私たちの祖先は、物や人、場所に対してその時に感じた感覚を貼り付けることで、生命の危険を回避していたのです。
その自己防衛機能がいまだに私たちの本能としてしっかりと残っているのです。
ですからマイクという物に対して緊張感を貼り付けることで、できるだけマイクから自分を遠ざけようと自分を守っているのです。
このようにある物や人、場所に感情が貼り付けられた状態が「アンカリング」なのです。
実はこのアンカリングの強力なパワーを逆手にとって活用することもできるのです。
緊張感や恐怖心が何かと結びついてしまったのであれば、逆にリラックスや楽しさを何かと結びつけることもできるということです。
そこでFさんにはマイクに貼り付けられた緊張感を、プラスの感情に置き換える裏技も伝授しました。
やり方は簡単です。
過去にうまく行って自信や満足感を感じた出来事を3つほどピックアップして、そのときの自分になりきり感情を体感するのです。
ワクワク感、胸の高揚感、全身に力がみなぎる感覚など、身体で体感することが大切です。
そのプラス感覚を感じながらマイクを握り締めるのです。
そしてどんどんプラスの感覚を高めて行ってマックスになる寸前でマイクを離します。
これを何度も繰り返すと、マイクを握るという行為と、プラスの感情がリンクするのです。
アンカリングのスキルは誰でも簡単に身につけられます。ぜひあなたも活用してみてくださいね。
赤面症、あがり症を克服する通信教材では、私が開発した「CIAの法則」とう方法でアンカリングをマスターすることができます。
もっと詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
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