80歳でエベレスト?三浦雄一郎氏、こう語る
80歳でエベレスト?三浦雄一郎氏、こう語る
こんにちは、ブレーキ解除セラピストの中村です。
NHKの情報番組あさイチのトークコーナーで
プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんが
ゲスト出演されていました。
三浦雄一郎さんはこんな方↓
三浦雄一郎さんは、プロスキーヤーとして
そして登山家として有名ですよね。
これまで2度エベレスト登頂に成功しています。
三浦さんは60歳で一度現役を引退したのだそうです。
でもお肉食べ放題!ビール飲み放題!という
これまでと同じ食生活を続けたまま、
体を動かさなくなるとあっという間にメタボになったそうです。
体脂肪率はなんと45%!
さらに糖尿病、高血圧、腎臓病、狭心症やひざ痛など
体のあちこちにも不具合が出てきました。
お医者さんから
「このままだと3年以内に死にますよ!」
と忠告されそうです。
そんな中、
三浦さんのお父さんでもあり、プロスキーヤーの
故三浦敬三さんが99歳でモンブランを滑る姿に触発され、
100歳を目の前にした父が頑張っているのに、
自分はこのままで人生を終えて良いのだろうか?
という疑問が浮かんだそうです。
そのときの年齢65歳。
そして、
「5年後の70歳に、エベレスト再登頂をしよう!」
という目標を設定したのです。
ブランクから回復するため、まずは歩くことからはじめ、
手始めに札幌の藻岩山(もいわやま)を登ったそうです。
藻岩山とは札幌郊外にある標高531mの山で、
幼稚園児でも登れる山です。
でもその藻岩山すら途中棄権。
それくらい体力や体調が低下していたのです。
そんな時、普通の人ならこう考えるかもしれません。
「やっぱり、もうこの歳では無理かもしれない…」
でも三浦さんは違いました。
「65歳で藻岩山も登れなかったじいさんが、
5年後にエベレストに登れたらスゴイぞ!」
そしてそのイメージを今年現実にすべく、
トレーニングを続けているのです。
三浦さんはこう言います。
僕は何事も“まんがチック”なストーリーで考えるんです。
うまくいかない時には、もしこれがうまく行って
こうなったら素敵だなとイメージするんです。
険しい崖の途中で、これはダメかもしれないと
思ったときにも、今の状況を乗り越えて頂上に
到達したストーリーをイメージするんです。
想像と創造が大切なんです。
辛いとき、
苦しいとき、
困難な状況、
自信が欠け落ちた瞬間、
そんなときこそ、その状態にどっぷり浸かってしまうのではなく、
一歩引いた「俯瞰的視点」でその状況と自分を客観的に眺めてみる。
そしてそこから一番ワクワクするストーリーを瞬時にイメージする。
やはり生死を分けるような体験をくぐり抜けて来た鉄人は、
そんな思考習慣を身に付けているんですね!
とても参考になりました。
「まんがチックなサクセスストーリーをイメージする」
私たちの日常生活でも十分に使えますよね。
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