何をやっても楽しくない人へ
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何をやっても楽しくない人が、人生を楽しむ方法
人生には辛いことや苦しいこともたくさんありますし、楽しいことや嬉しいこともたくさんあります。
でもせっかく楽しい体験をしているのにこんな風に感じる方もいます。
「何をやっても心の底から楽しめない…」
本当は楽しい場面なのに、幸せな瞬間が目の前にあるのに、手放しで楽しめない自分…
「楽しもう」としている自分はいるのに、「楽しんでいる」自分がいないのです。
あるいはこんな感覚を感じる方もいます。
「楽しいな!」と感じるている自分に「あなた、本当に楽しんでいいの?」と楽しむことを疑ったり、否定するもう一人の自分の心の声が聞こえるのです。
そんなもう一人の自分の声が聞こえた途端に、楽しい気分も冷めてしまうのです。だから心から楽しめないのです。
ではどうして、頭では「今は楽しい場面だ」とわかっているのに、心から楽しめないのでしょうか?
目の前のことを楽しめない2つの原因
楽しい場面でも楽しめない原因…、そのヒントは、2つのキーワードにあります。
1.ビリーフ
2.セルフイメージ
1.ビリーフ
ビリーフとは「自分が信じていること」、信念や価値観を言います。
ビリーフはこれまでの人生経験から作られます。
そして何をやっても心から楽しめない人は「楽しんではいけない!」というビリーフを持っている場合が多いのです。
楽しい場面で素直に「楽しもう!」とすると「楽しんではいけない!」という抑止力が働いてしまうのです。
ではなぜ「楽しんではいけない」というビリーフが出来上がったのでしょうか?
例えば、
・親のしつけが厳しく、ふざけたり楽しむことが許されなかった
・家族に病人や障害者がいて心から楽しめない雰囲気や家庭環境だった
・家庭の経済的な問題などから、楽しむ余裕のない生活が長かった
・親が真面目で楽しめない人間だった
・親が悲観的で楽しむ姿をあまり見て来なかった
というような幼少期を過ごすと、知らず知らずのうちに「楽しんではいけない!」という強いビリーフが出来上がるのです。
2.セルフイメージ
「自分は◯◯な存在だ」と自分自身を認識しているのが、セルフイメージです。
ですから、
「自分は楽しんではいけない存在だ」
「楽しむ価値のない存在だ」
というセルフイメージを持っていると、楽しむ自分を素直に表現できなくなってしまうのです。
セルフイメージもこれまでの体験から作られるため、親や家族、友人との関わりの中で出来上がることが多いのです。
また、「今の自分はまだ楽しんではいけない!」というセルフイメージを持っている場合もあります。
実はこのビリーフは以前の私が強く持っていたビリーフです
起業を夢見ていた過去の私。
「起業を成し遂げた未来の自分には価値があり、起業できていない今の自分には価値がない!」と思い込んでいました。
そうすると、「起業できていない中途半端な今の自分が楽しむなんて、もっての外だ!」という思いが強くなり、楽しむ自分を認められなくなって行ったのです。
でもよく考えると、おかしな話です。
自分はいつまでも、今の自分だけなのです。
未来の自分というは想像の世界の自分であって、自分とは常に今の自分なのですからね。
今の自分を認められないと、実は本当の意味で未来の自分も認められないのです。
「今を楽しめる自分」になる4ステップ
もし、今のあなたが「心から楽しめない…」と感じているなら、是非次の4つのステップを実践してみてください。
「今を楽しめる自分」になるステップ1:【気づく】
まずは自分の中に「楽しんではいけない!」というビリーフがないかどうか確認してみてください。そしてそのビリーフが自分の中にあることに気づいてください。
ビリーフというのは無色透明です。ですから普段は自分と一体化しています。
しかし、一旦自分の中にあるビリーフに気づくことができれば、自分と一体化していたビリーフを自分と切り離すことができます。
そして、切り離せただけで心がスッと軽くなることも多いのです。
「今を楽しめる自分」になるステップ2:【見つける】
自分の中にある「楽しんではいけない」というビリーフに気づけたら、次は「いつ?」「どこで?」「なぜ?」そのビリーフが出来上がったのかを想像してみます。
それは過去の親との関係かもしれません。友人との関係かもしれません。自分理想や未来像が楽しむ今を否定しているのかもしれません。
「楽しんではいけない」の裏側にある、原体験を探し出すのです。もちろんハッキリと「これだ!」という体験が見つからないかもしれません。その場合には「可能性がある」という程度のものでも大丈夫です。
「今を楽しめる自分」になるステップ3:【理解する】
「楽しんではいけない!」というビリーフがみつかっり、その原体験を見つけられたら、その原体験がその後の人生に与えた影響や、今の状態に与える影響を深く理解します。
イメージとしては、これまでの人生という「時間軸(タイムライン)」から鳥のようにスーッと上空に飛び立ち、人生全体を俯瞰(ふかん)するような感じです。
そして、その関連性を人生レベルで理解します。
「確かにこんな体験したら、そう思っちゃうよね」
「誰だってそんな経験したら、そんな風になっちゃうよね」
「そんな経験をしたら、そうならざるを得ないよね」
「そうだよね、わかるよ」
という感覚で原体験とそれがこれまでの人生に与えた影響をありのままただ眺め、まるで誰かの人生ドラマを見ているかのように、深く理解します。
原体験の影響を正確に判断したり、完全に納得する必要はありません。
「そうなんだね」と構造を理解するだけで大丈夫です。
「理解」は最大の「癒し」と言われています。
ですから、問題の背景や過程、構造を深く理解すればするほど心が軽くなれるのです。
「今を楽しめる自分」になるステップ4:【許す】
最後に今の自分に許しを与えます。
原体験の影響で「楽しんではいけない!」というビリーフを身につけてしまった自分を理解し許し、そして「楽しむ自分」にも許しを与えるのです。
「たまには楽しんでもいいよね!」
「楽しんだってバチは当たらないよね!」
「これまで頑張って来たんだから、これから少しずつ楽しんでも良いよね!」
と楽しむ自分に許しを与えてください。
「今日は楽しんでも良い日なんだ!」と期限付きで許可を与えても良いと思います。
長年一緒にいた「楽しんではいけない」というビリーフは今日明日に手放せるものではありません。
でも、楽しむことを許してあげ、楽しむ自分を少しずつ受け入れてあげることで、徐々に楽しめる自分に変身して行きます!
今を楽しめない方は、ぜひご参考に!!
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