ライフスタイルを明確化する
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望む人生、願望を実現させる4ステップ
あなたには夢や願望がありますか?
もしあるのでしたらぜひこの先を読み進めてください。
また「私には夢なんてないな…」と言う方も、ぜひ夢発見のヒントにしてください。
あなたの頭の中はモヤモヤでいっぱい!?
あなたは1分間何も考えずに頭の中を真っ白にできますか?
時間があるのならぜひ1分間測って試してみてください。
きっと「何も考えない」ということが、いかに難しいことなのかがよくわかると思います。
最近あった出来事、今気になっていること、食べ物のこと、テレビの話題などなど…実にさまざまなことが思い浮かんでくると思います。
ではクイズです。
Q:私たちは1日にどれくらい考え事をしているのか?
- 600回
- 6,000回
- 60,000回
答は…
3番です。ある医学博士の研究では、私たちはなんと1日に6万回も「あーでもない、こーでもない」と考え事をしているそうです。
さらに、その6万回の「考え事」の内容を調べた結果、驚くべきことがわかりました。
考え事のほとんどは以下の2つだったのです。
- 過ぎ去ったことを悔やんでいる
- まだ来ぬ未来を心配している
言うなれば1日6万回も過去と未来を思いモヤモヤしているのです。
今に集中するのではなく、常に意識は過去や未来にすっ飛んでしまっているのです。
さらに驚くことに、その考えごとの9割が「昨日と同じこと」なのだそうです。
恋人にフラれてしまった人は、くる日も来る日も繰り返しそのことを悔やみ続け、将来のお金の不安がある人は、来る日も来る日もそのことを心配し続けている…という感じです。
頭の中は「過去」「未来」のモヤモヤでいっぱい…
これでは集中力も落ち、本当に大切なことにエネルギーを注げないですよね。
ライフスタイルを明確化すると願望が叶う!
私たちは知らず識らずのうちに過去や未来のモヤモヤに意識が向いてしまいます。この状態では望む人生を歩むことは難しくなります。
望む人生を歩むためには、望む人生に「つながること」にエネルギーを注がなけれないけません。
元大リーグのイチロー選手、サッカー元日本代表の本田圭佑選手、そして今をときめく二刀流の大谷翔平選手も小さい頃から自分の望む人生のビジョンを明確にしていたそうです。
だからこそ目的意識を持って毎日練習にエネルギーを注ぎ続けることができたのです。
はじめにビジョンありきなのです。
ビジョンが明確になっていれば、そこにエネルギーを注ぐことができます。
ただビジョンと言っても「何をどうすれば良いのかわからない」という人もいると思います。
そこで、人生のビジョンを明確化して願望を実現させるための「4つのステップ」をご紹介します。
ステップ1.ライフスタイルの言語化
私たちは物事を意識するのは脳で言語として認識しています。逆に言語化されていないものは意識できません。
例えば、外国では日本語の「もったいない」に該当する言葉がないそうです。ということは「もったいない」が言語化されていないため「もったいない精神」も存在しないのです。
言語化されて初めて、そこへ意識というエネルギーが発生するのです。
日々過去を悔やんだり、未来の心配事ばかり考えているということは、ネガティブなことにエネルギーを注いでいることになるのです。
あなたは自分のエネルギーをネガティブな事に使いたいですか?それとも願望を実現することに使いたいですか?
もちろん、後者の方ですよね。
ではどうすれば良いのでしょうか?
それを簡単にしてくれる方法が「望むライフスタイルの言語化」なのです。
「あなたが理想とする状態はどんな状態なのか?何に力を注ぎ、何を大切に生活したいのか?」ということを言語化するのです。
言語化する際には以下の6つの要素を盛り込むとイメージが明確になります。
1.仕事
2.経済
3.健康
4.パートナー、家族
5.趣味、学び
どんな職業に就き、どんな仕事を行い、どんな経済状態になり、どんな健康状態で、恋人や夫婦、家族とどんな関係性を築きたいのか?そしてどんなことを楽しみ学びたいのか?
ということを言語化して行きます。
さらに大切なのが、そのライフスタイルで何を重要視しているのかを明確にすることです。
自由が大切なのか?貢献が大切なのか?趣味の充実が大切なのか?家族との時間が大切なのか?もちろん大切なことはたくさんあると思いますが、ライフスタイルという観点で「これだけは譲れない!」ということを明確化するのです。
ステップ2.ミッション化
ライフスタイルが明確化すると自分が目指す方向性が見えてきます。そしてそこに「あること」をプラスするとミッションに進化して行きます。
ではライフスタイルに何をプラスするのかというと、「公意識(こういしき)」です。自分だけのためではなく、世のため人のために何をするのか?という公(おおやけ)の意識です。
「世のため人のため」と聞くと何か大それた気がして、「私なんかができることなんてあるのかな?」と思ってしまいますが、目の前の仕事を一生懸命実施するのも公ですし、家族のために美味しいお料理を作るのも公です。
このように、はじめは身近な人のためという「手の届く公」でも良いのです。
ライフスタイルに公意識がプラスされ「自分の人生ではこれが大切だ!」「これを成し遂げるぞ!」という偽りのない想いが生まれると、それが自分の人生での「ミッション(使命)」に進化して行きます。
ステップ3.行動を起こす!
ミッションが生まれると「問い」が生まれます。
例えば「家族が笑顔で楽しく暮らせるようにする!」というミッションが生まれたのなら、「どうすれば家族を笑顔にできるのか?」「どうすれば楽しく暮らせるのか?」という問いが生まれます。
そうすると「ミッションのアンテナ」が張りめぐらされ、自然と色々なアイデアや行動基準が生まれて来るのです。
・休みの日はお弁当を持って近所の公園で子供と遊ぶ
・いつも部屋をきれいに保ち気持ち良く過ごしてもらう
・まずは自分が明るく笑顔で過ごす
などの日常の姿勢や行動につなげられるのです。
そしてそんなアイデアや考えが浮かんだのなら、あとはそれを丁寧に実践して行くのです。
ステップ4.イメージング
最初に私たちは1日に6万回も考え事をする、とお伝えしました。
その10分の1でも100分の1でも良いので、プラスのイメージをするのです。何をイメージするのかというと、あなたが言語化した「理想のラライフスタイル」です。
イメージはできるだけリアルに体感すればするほど脳が「これは現実だ!」と錯覚を起こしますので、「思い描く」だけではなく「味わう」ということを行ってください。
イメージに味わうときには以下の3つのポイントを押さえるとよりリアルにイメージができます。
- 何が見えるのか?…場所、状況など(視覚情報)
- 何が聞こえるのか?…声、音など(聴覚情報)
- 何を感じるのか?…気持ち、空気感、触覚、味覚、臭覚などの五感(身体感覚)
先程の「家族が笑顔で楽しく暮らせるようにする!」というのであれば、その情景を上の3つの要素を満たしながらイメージするのです。
家族の笑顔があふれ笑い声がこだまし、明るく賑やかな食卓で、顔がほころぶび胸がワクワクするような気分、そんな感覚を味わうのです。
・ボ〜ッとしている時(仕事や家事の合間、お風呂に浸かっている時など)
・暇な時(移動時間、待ち合わせ時間、トイレなど)
・ネガティブな考えが浮かんだ時(過去、未来のモヤモヤが浮かんだ時など)
できるだけ6万回の思考の中で「理想のライフスタイル」の思考の割合を増やすのです。
そして特に効果的なのが、以下の2つのタイミングです。
・朝起きた時
・夜寝る前
このタイミングは潜在意識が優位になっている状態ですので、ボ〜ッとしながら思い描いてみましょう。
まとめ
理想の人生はただ指を食わえて待っていても、アチラからはやって来ません。
しかし自分の意志や志を明確化すると、その状態がはじめて現実化して行くのです。
理想のライフスタイルを思い描くきっかけはどんなタイミングでも構いません。
私の場合にも、はじめは「赤面症を治したい!」「人前でも緊張せずに話したい!」という悩みの解消欲求からスタートし、次に「今の会社に満足できない!」「好きなことを仕事にしたい!」「もっと稼ぎたい!」という超現実的な欲求から今の道を目指し始めました。
「公」という意識には程遠く、自分の欲求を満たしたい一心でした。
しかし、たとえエゴからのスタートでも理想のライフスタイルを言語化して動き出すと、現実が変わって行きます。そして段々と個から公へと意識が進化して行くのです。
ぜひまずは理想のライフスタイルを言語化するところから始めてください。そしてそこにちょっとだけ「公意識」を付け加えてください。
そうすればあなたの意識と現実は加速度的に進化して行くと思います!
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