自分にOKを出すとは?
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【第1講】「自分にOK!を出す」とはどういうこと?
私たちは日常生活で、迷い、不安、悩みなどに直面することはたくさんありますよね。
でも実はこれらの不安や悩みの原因が「今の自分にOKを出せていないから」だったらどう思うでしょうか?
「いやいや、悩みを抱えているから、そんな自分にOKが出せないんでしょ?」
「不安や悩みが先にあって、それが原因で自分を認められないんじゃないの?」
確かにそう感じてしまうかもしれませんよね。
だっていくら自分にOKを出せたからと言っても、
・仕事がうまく行くわけじゃないし…
・お給料が増えるわけでもないし…
・素敵なパートナーが見つかるわけでもないし…
・人間関係がスムーズに行くわけでもない…
「これらの問題がすべて解決したらきっとそんな自分にOKが出せるんじゃないの?」
そう感じてしまうのも無理はありませんよね。
でも、実はまったく逆なのです。
今の自分にOKが出せていないから問題が起きてしまうのです。
これってどういう事でしょうか?
ということで、自分にOKを出すココロの講座の初回は、
「そもそも、自分にOKを出すってどういうことなの?」という基本の「き」の部分についてお話します。
この初回講座を受けた後には、きっとあなたも「なるほど、そう言うことなのか!」と納得して頂け、果たして今の自分は自分にOKを出せているのか?と自分と向き合うきっかけになると思います。
「自分」の定義って?
さて、「自分にOK」という言葉尻だけを聞くとわかったような、わからないような、そんな気がしますよね。
では、自分にOKを出すとは、自分の何に対してOKを出すことを言うのでしょうか?
まずはそこから説明します。
一言で「自分」といっても様々な要素があります。その、要素は全部で6つあります。
【自分を構成する6つの要素】
1.身体的要素
外見、体型、運動神経、健康状態など
2.内面的要素
性格、性質、思考法など
3.能力的要素
スキル、技能、学力、知識、判断力など
4.自分が属する人間関係
家族、職場、友人、親戚など
5.自分への評価
地位、立場、人気、評判、モテ度など
6.環境、所有物
住宅、資産、車、収入、持ち物など
人それぞれ、自分自身を評価するときにどの要素が強いのかは違いますが、どんな人も自分を評価するときには上の6つの項目で評価を下しているのです。
そして、同じ人でも年齢や環境によって評価ポイントが違ってきます。
例えば、以前の私の場合はどうだったのか?ちょっとだけ説明します。
中学~高校のときは、身体的に自分にOKを出せていませんでした。
私の身長は169cmですが、イスに座った時には、なんと180cmの友人と肩を並べるのです!スゴイでしょ?
要は、見事なまでの「胴長短足」なのです(笑)
中年になった今では「まあそれも一つの個性よね」と、悟りの境地というか諦めの境地に至っていますが(笑)思春期の私にとっては真剣な問題だったのです。
これは先ほどの6つの要素のうち、「身体的要素」にOKが出せていなかったということですよね。
一方、社会人になりたての私はどうだったのか?というと、
人前で自分の意見を言えなかったり、すぐに緊張してしまう赤面症の自分に対して、特にOKが出せませんでした。
これは内面的要素が強いですよね。
また自分の能力や職場での人間関係にもOKが出せない状態でした。
このように、時間とともにOKを出せる部分や出せない部分が移り変わって行くことも多いのです。
自分にOK!とは?
自分というのは6つの要素から成り立っていると言うことがわかりましたよね。
ですから、自分にOKを出すとは、これら6つすべてのことに対して、
「それでいいんだよ!」
「そのままで大丈夫だよ!」
と受け入れられ、今のままでOKなんだと思えることなのです。
そう聞くと「そんなの無理でしょ?」と感じてしまいますよね。
いくら頭では、「自分は恵まれているんだ!」「周りに感謝しなければいけないんだ!」と悟りを開いたお坊さんのような気持ちでいても、多くの場合には、それが本心ではないからです。
いくら今の自分に満足しようと思っても、足りない部分や欠落している部分に目が向いてしまうのです。
「もっとお金が欲しい!」
「もっと人気が欲しい!」
「もっと人脈が欲しい!」
「もっと実力が欲しい!」
「もっときれいになりたい!」
「もっと痩せたい!」
「もっと自信をつけたい!」
「もっと幸せになりたい!」
もっと、もっと、もっと…
私たちの毎日は「もっと」だらけです。
でも「もっと」の裏返しは「ない」です。
「もっとお金が欲しい!」と願うのは、今は十分にお金が「ない」と思っているからです。
「もっとモテたい!」と願うのは、今は十分にモテてい「ない」と思っているからです。
「もっと幸せになりたい!」と願うのは、今は十分に幸せじゃ「ない」と思っているからです。
「もっと」を追い求めると、余計に「ない」が強調されるのです。
まるで光を強くすればするほど、影が濃くなるように…。
ではもし、今の自分に心の底からOKを出せたらどうでしょうか?
きっと「もっと」という気持ちが減っていくのではないでしょうか。
今の自分、収入、人間関係すべてにおいて「OK!」と思えているのですから、必要以上に「もっと」と思わなくなるのです。
ということは「ない」という思いも減るのです。
ただ勘違いして欲しくないのが、自分にOKを出すということは
人生をあきらめろ!
自分を納得させろ!
妥協しろ!
と言うことを意味しているのではありません。
また、
今の自分が最高だ!
自分以上の幸せはない!
これ以上何も望まない!
と無理やりプラス思考になり、鼻息を荒く宣言するものでもありません。
心静かに「ありのまま」をよしとする感じです。プラスでもマイナスでもない。ポジティブでもネガティブでもない。フラットでナチュラルな感じです。
存在そのもを当たり前のように感じ、否定も肯定もしない状態です。
例えば私たちは普段当たり前のように「空気」を吸っていますよね。
何の疑いもなく、そこにあるのが当たり前で、意識すらしないと思います。
「やばい、今日空気吸いすぎちゃったから明日足りなくなるかも…」と心配する人はいないと思います。
肯定も否定もしない、ただあるだけ。それが自分にOKを出すということに近いと思います。
もちろん、だからといって昇進や年収アップ、人間関係の改善を目指すのが良くないと言っているのではありません。
ただ、自己否定からは何も生まれないのです。
大切なので、もう一度言います。
自己否定からは何も生まれないのです。
たとえ魅力的な目標を設定して行動を起こしても、たとえその目標を見事達成したとしても、その行動が自分の欠乏感や劣等感を満たすためのものなら、一時的には満足感を得られますが、結果的にそこから生まれるのは、恐怖やさらなる欠乏感なのです。
自分にOKを出せていると、たとえ目標を立てたとしても、必要以上にその目標に執着することがありません。
「達成できても出来なくてもOK!」
「うまくいったらラッキーよね!」
というように、肩に力の入らない行動がとれるのです。
そして逆にその方が人生はうまくいくのです。
にわかには信じられないかも知れませんが、事実なのです。
「自分にOK」の意味がなんとなく理解できましたか?
「よく理解できた!」
「まあ、なんとなくは…」
「そうは言ってもねぇ…」
あなたがどう感じても、それもOKです。なぜなら、それが今のあなたの素直な感情だからです。その感情に良いも悪いもありませんからね。それこそがフラットな感覚です。
たとえ今の時点でのあなたが「自分にOK」の考えを理解できても、できなくても、それを徐々に深めて行き、あなたのより良い人生に役立てていただくのが、このメール講座の役割です。
ぜひ、これからのステップでのあなたの心の変化を感じ取りながら進めて行きましょう。
それでは次回の講座は、もしあなたがあなた自身に「OK!」を出せるようになると、どんな素敵な未来が待っているのか?という事を、さらに深く体感してみましょう!
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