自分にOKを出し、自信を持つ「ココロの講座」 恐怖症、トラウマを解消させる心理カウンセリング

理想を緩めると理想に近づく

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自分にOKを出すココロの講座

「独立したい!」…妻の反応は?

副業としてカウンセラー活動を始めた私。日に日に独立願望が強くなって行きます。そしてある日、妻にその思いをぶつけてみました。

「オレ、会社辞める!独立する!」

「はぁ?ナニ考えてるの!?そんなの無理に決まってるじゃない!!」

しまいには妻のお母さんも出てきて「冷静になりなさい!」とお叱りを受ける始末。。

でも独立をあきらめきれきれずに副業でのカウンセラー活動を6年間続けました。

自分の好きなことをして人生を切り開こうとはじめた副業でしたので、最初は楽しかったです。しかし、逆にやりたいことを見つけたばかりに

「独立しなければ人生の先はない!」
「会社にい続けることには意味がない!」

というマイナス意識を生み出して、宙ぶらりんの今の自分にNGしか出せなくなって行ったのです。6年間毎年「今年こそ独立する!」と年初目標を掲げるものの一向に実現しません。

「今年もダメだった…」
「また去年と一緒だ…」
「何の成長もない…」

いつになっても目標を達成できない「デキない自分」ばかりが浮き彫りになり、本当に意味がない人生、意味のない自分だと思い込んでしまったです。

「理想を緩めると、なぜか理想に近づく」法則

サラリーマンとしての自分を否定し、独立した自分にこそ意義があると
強烈に思い込んでいた私。本当に辛かったです。こんなことなら副業なんてやらないで、同僚と一緒に上司の「愚痴大会」を毎夜開いていた方が幸せだったんじゃないのか?と本気で思うようになって行ったのです。

そんな八方ふさがりの私の悩みを知ってか知らずか、友人がある自己啓発セミナーを紹介してくれました。そのセミナーのテーマは「自分の価値を上げる」というものでした。

その時の自分は、今の自分にはまったく価値なんてないと本気で思っていました。そして、少しでも楽になりたいと思い参加したセミナー。

そこで私に対する他の受講生の評価に戸惑ったのです。

「何年間も副業を続けて、実績も出しているなんてスゴイですね!」
「どうやって時間を使っているの?教えて!」

そしてその時点で赤面症克服講座の実績は1500人以上。

雑誌では副業の成功者として特集記事になったこともありましたので、その実績にみんながさらに目を丸くしたのです。

私にとっての価値のある自分というのは「独立して自分の好きな仕事を本業としている自分」でした。ですから、いくらたくさんのお客さんがいても雑誌で紹介されても、それは大して評価に値しないことだったのです。

でも、改めて周りからの正直な評価をもらうと「そうか、今の自分にもちょっとは価値があるのかな?」と、カチンコチンのマイナスな自己評価が少しずつ崩れていったのです。

そして、それをきっかけに独立起業を必要以上に強く望まなくなって行ったのです。もちろん目標は独立にありましたが、今の自分にできることを精一杯やって、無理やりではなくそのタイミングが自然な形で来ればいいかな?と思えるようになったのです。

自己啓発本や成功本、プラス思考の本を読んだことのある方はわかると思いますが、それらの多くには大体こう書かれています。

「目標を強く願えば適う!」
「目標を紙に書き出して、毎日朗読すれば適う!」

それまでの私もそれを信じて実践してきました。

確かに目標がないよりはあったほうが断然実現します。その手法である程度は達成もできます。

しかし、目標にのみ強い光を当て続けてしまうとその分、影も強く濃くなるのです。
そしてその光が作り出した影に苦しむという矛盾も発生してしまうのです。

結局その方法は間違っていました。本当に焦点を当てるべきなのは、今の目の前の現実、今の自分だったのです。苦しみ抜いた結果、初めてそのことに気がついたのです。

思わぬタイミングで、思わぬ展開に

異常なほどの理想への執着を持っていた私。そしてそれを緩めた私。ただ、やるべきことはしっかりとこなして行きました。

するとその年の暮れにある衝撃的なニュースが飛び込んで来たのです。

「早期退職者募集(対象:管理職全員)」

私がいた会社で2年ほど募集し続けてきた早期退職制度。それまでは対象者が55歳以上と限定されていたのです。しかし当時も不況のご時勢で、自ら手を上げる人は誰一人いませんでした。そこでその年、会社は対象者の拡大を図ったのです。

当時私は管理職になりたてでしたので、私もその対象になったのです。
このお知らせを見た瞬間、背筋に衝撃が走りました。

「来た!その時が来た!!」

早速、その日帰宅してから妻に自分の意思を告げました。

一度は猛反対された独立。今度はどんな反応か?正直全くわかりません。

一通り話を聞いた妻は一言「考えておく」とだけ言いました。

あと、退職金がいくらもらえるのか、きちんと調べることも付け加えられました。(さすが女性、現実的…笑)

そして退職金は年収の2倍もらえることがわかりました。
数日後、妻の回答は「OK」でした。

後からわかったことですが、私から告白を受けた妻も正直どうしたら良いのかわからなくなったそうです。そして母親に相談したそうです。

「バカ言ってるんじゃないわよ!そんなの無理に決まってるじゃない!」

と以前と同じ反応をするだろうと思っていた妻のお母さんでしたが、反応は意外でした。

「いいんじゃない、がんばったら?」どうやら妻のお母さんも、これまでの
私の6年間をしっかり見てくれていたようだったのです。

そして念願の独立を果たしたのです!

甘くはない現実。。

退職金も2年分あるので、2年あれば楽勝だ!絶対成功できる!そう思っていました。

妻には1年間は生活費は退職金から使ってくれ!とお願いしていました。その間に事業を軌道に乗せようと考えていたのです。

ですから、1年目は好きなことを仕事にできた喜びで、比較的のんびりと楽しく過ごしました。

独立記念と題して海外旅行に行ったりもして。。自分では気がつかずに「調子に乗ったカン違い野郎」になっていたのです。

そんな私をあざ笑うかのように、月日が流れるにつれ副業時代よりも業績がドンドン悪くなって行ったのです。

そして、自らの稼ぎを家に入れるようになった2年目。明らかに生活費はマイナスです。その分は結局残りの退職金を切り崩す始末。

独立1年目で退職金を使い過ぎたせいか、予想以上のスピードで退職金の桁が減って行きます。

そしてとうとう退職金も底をつきはじめ、銀行残高がドンドン減っていきます…。

わかりますかね?この恐怖。

会社を飛び出して自信満々で独立起業した。でも思いの他、業績が伸びない。

これから教育費もドンドン増え続ける小学生と幼稚園の2人の子どもと、25年の住宅ローンを抱えている。でも、銀行残高は残りの生活費1か月分しかない。。これは想像以上の恐怖です。

仕事も手につきません。ご飯も喉を通りません。

独立が間違っていたなんて決して思いたくありませんでしたが、そう思わざるを得ない目の前の現実。

夢をあきらめて再就職先を探すか?ネットで深夜や日雇いの仕事を探したりもしました。早くもピンチ襲来です。

「自分にOKを出すって、こんな状況でどうOKなんて出せるの?」
「神様、教えて…お願い助けて…」

もう神頼みするしかありません。妻に隠れてこっそり宝くじを買ったりもしました。

ただ、今思えばそんな極限の体験をしたから、本当の意味で自分にOKが出せる方法がわかったのです。どう考えてもOKなんて出せないドン底の状況、数百円の買い物も躊躇する自分、もしそんな自分にOKが出せたら…これって最強だと思いませんか?

自らがそんな体験を通して、自分にOKを出すノウハウを身に付けて行ったのです。

そしてどん底でも、自分にOKが出せるようになってから不思議と業績もV字復活し始めたのです。墜落寸前の飛行機が、地面スレスレでからくも上昇し始めたような感じです。

自己紹介が長くなりましたが(汗)

さて、はじめはサラッと書くつもりの自己紹介でしたが、書きはじめると、とんでもなく長くなってしまいました。飽きずにお読み頂き本当にありがとうございます。

ここまでお読み頂ければわかったと思いますが、何を隠そう私自身が「自分にOKが出せない典型的な人間」だったのです。

でも、逆言うとそんな弱く自信のない自分だったからこそ、真剣に心のことを学び、それを自分に試すことが出来たのです。

これからあなたにお伝えしていく「自分にOK!を出すココロの講座」は、机上の空論やどこかの本やセミナーで聞きかじった内容をお話するつもりは毛頭ございません。

私自身が救われ変われたもの、そしてクライアントさんにも変化が起きたもの、そんな実践的な内容のみをお伝えしていくつもりです。

私は自分のことを「生きた実験台」だと思っています。

あ、勘違いしないでください、決して「M」ではありません(笑)
自分を痛めつけることに快感は感じません。

でも放っておくと勝手に自分にNGを出してしまう傾向が強いので、それを修正するためにココロのメソッドを使って来たのです。

そして自らを救い癒して来たのです。

そんな、私が学び、人生に活かせたことをお伝えしていきます。

自殺者年間3万人、10人に1人がうつ病…そんな現代の日本。

物は満たされているのに、心は満たされない皮肉な現実。

こんな状況になって始めて、私たちは自分としっかりと向き合うことの大切さや心の大切さを認識し始めています。

以前と比べて心療内科やカウンセリングといったことに対しての抵抗感も下がっていると思います。しかし、どんな優れたカウンセラーのサポートを受けても、どんなに優れた指導を受けても、最後に自分を救えるのは「自分自身」なのです。

ですから、これからの時代はメンタルケアからメンタルセルフケアを実践する必要があると思います。ケアしてもらうのではなく、自分でケアする。

一人ひとりが自分を守り、癒し、幸せに導くそんな時代が来ていると思います。私はその考えや手法を広めて行きたいと思っています。

それが、私がこのココロの講座を開講した理由です。

是非あなたにも、自分を癒す知識と手法を活用して頂き、自分らしく笑顔の毎日を過ごして頂たいと思っています。

少しは私、中村のことをご理解いただけましたでしょうか?

そして、なんとなく信頼できる人なのかなぁ?と感じて頂けたら嬉しいです。

では、ここから本格的にココロの講座を始めて行きますので、よろしくお願いいたします。

この講座の受講が終了するころにはあなたは今でもよりももっと深く自分自身を理解できるようになります。そして、今の自分にOKが出せるようになり、心軽やかに毎日を過ごせるようになると思います。

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