逃げる勇気
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時には「逃げる勇気」を持とう!
日本人の美点とデメリット
私たち日本人は勤勉で努力家、そして秩序を守り「和を貴し」とする民族です。これは世界からも賞賛されている我々日本人の誇れる特性ですよね。
しかしそんな真面目な性質だからこそ、ついつい頑張り過ぎてしまったり、自分の意志よりも周りに合わせて息苦しくなってしまうことも多いのです。
私たちの先輩方の「会社への忠誠心」や企業戦士としての「頑張り」が、今日の日本をここまでの経済大国に発展してくれました。
ただ、世界情勢やパワーバランスも変化し、経済的にも成熟期になっている今の日本には、精神的な安定や安らぎが今まで以上に必要になっているのです。
気合や精神力だけではもはや乗り切れない場面も増えて来たのではないでしょうか。
武士道の遺伝子

かつての武士は、逃げることは恥とされていました。
現在の私たちもテレビで歴史ドラマを観る時、敵を前に逃げ惑う武士を見ると「情けない!」「臆病者!」「弱虫!」と感じてしまいます。
一方、たとえ負けるとわかっていても正々堂々と敵陣に立ち向かい命を落とす勇敢な武士の姿には感動を覚えるのです。
やはり日本人はそういった「立ち向かう姿」や「逃げない精神力」を美徳とするのです。
しかし今の時代、私たちを取り巻く環境は著しく変わって来ています。常識が通用しない環境や人間関係も多く存在します。
そんな環境下で果たしてかつての武士のような「逃げない精神」は大切なのでしょうか?
私たち人間は新しいことや、新たなチャレンジに対して不安や恐怖を感じる生き物です。そして一番成長できるのはその恐怖を乗り越えた時です。不安や恐怖に立ち向かって乗り越えられた経験がその後の人生の糧となるのです。
ですから新たな挑戦に対しては逃げてばかりいては自己成長はできません。
しかし、逃げたほうが良い場合も多々あるのです。
例えば、
- 劣悪な労働環境
- 劣悪な人間関係
- 非道徳な環境
- 非人道的な環境
など、明らかにあなたらしさや自由、人としての尊厳を奪うような環境からは逃げたほうが良いのです。
しかし、今いる環境が劣悪だとは頭ではわかっていても、日本人特有の「逃げてはいけない!」という信念が働きその場にい続けてしまい、結果として精神的、肉体的なダメージを受けてしまうこともあるのです。
逃げる人は卑怯者?
逃げちゃいけないという人は以下のようにイメージしています。
たとえ今がどんなに辛くても、「そこから逃げるのはダメなことだ!」と思い込んでいるのです。
しかし、もし今の環境にいても何の成長も望めず、自分にとって何の目的も意義も感じられないのなら、そこから「離れる」ことは決して「逃げる」ことではないのです。
人は誰しも、自分らしく心豊かに生きる権利があります。
もし今の環境がその権利を奪うようなものなら、そこから抜け出すことは逃げ出すことではなく、あなたがよりあなたらしく過ごせる道へ方向転換するだけなのです。
「逃げちゃダメだ!」と思っているあなたへ
「あなたはもう十分に頑張ったのではないでしょうか?」
逃げる、休む、サボる、ダラける…それも時にはいいじゃないですか。
何もやる気がしない…それも今後のあなたの人生にとって必要なタイミングなのかもしれません。
「自分が頑張らないと周りに迷惑をかけるから…」
あなたはすでに十分周りから迷惑をかけられているかもしれません。だったらたまには迷惑をかける側になっても良いのではないでしょうか?
と言うか、生まれてから今の自分に育つまでには、既に散々周りに迷惑をかけて来たはず。
頑張り過ぎて、無理をし過ぎて、我慢をし過ぎて…
あなたがあなたらしさを失ってしまう方が、きっと悲しむ人がいると思います。
「相手の期待に応えなければいけない!」
「優秀な自分でなければいけない!」
それも大切ですが、人員削減などマンパワーが足りない環境で、人の仕事を背負ってまで頑張り、疲弊してしまっては元も子もありません。
私たちは一人ひとり、自分らしく生きる権利を持っています。
逃げるのではなく、あなたがもっと輝ける場所へ方向転換する!それは全く問題ないのです。
ぜひ自分の心に正直に、心と体がダウンしてしまうその前に、「NO!」と断る勇気や、逃げる勇気を持ちましょう!
あなたにももっと輝ける場所が必ずあるのですから!
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