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生きるヒントを発見する6ステップ

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【第13講】生きるヒントを発見する6つのステップ

前回の講座では、人生をより快適に変化させるヒントは、実は「目の前の嫌なことに隠されている!」とお伝えしました。

ではどうすればそのヒントが見つかるのでしょうか?

その方法はいくつかあるのですが、今日は誰でも簡単にできる方法をご紹介します。

では早速はじめましょう!


1.今嫌だなと思うことをすべて紙に書き出す。

人間関係、仕事、恋愛、お金、人生などどんなことでもOKです。

嫌なこと、避けていること、先延ばししていることなど、思い出すだけでもどんよりと心が重くなるような事をどんどん書き出します。

2.書き出したもので一番嫌なものに丸をつける。

出来上がったリストを見て、今一番嫌だなと感じることに丸をつけます。ひとつに絞り込めない場合でも、とりあえずひとつだけ決めます。

3.一番嫌なことに質問をする

丸付けした一番嫌なことに「これは私に何を教えてくれているのですか?」と自分の深いところに問いかけます。

そして答えが思いついたら紙に書き出します。ひとつの答えが見つかったら、また同じ質問をして、別の答えを見つけ出します。

単なる思いつきでも、こじつけでも構わないのでとにかく「数」を出します。

「○○な経験が得られる」
「○○な課題が解決する」
「新たな道が開ける」
「自信がつく」
「○○のスキルが磨かれる」

など、嫌なことの裏にある「意味」に思いを寄せてその答えを導きます。

例えば、ある未経験の仕事にどうしても気が乗らず先延ばしにしているとします。するとその仕事からこんなことが教えてもらえるかもしれません。

・やったことがない仕事だからこそ力がつく
・やり終えたら大きな自信がつく
・新たな才能が開花する

・失敗もすべて経験になり後に活かせる
・うまく行ったら評価が上がる
・人に助けを求めることが大切
・自分には○○の知識がもっと必要

など、視点を変えながら考えると色々と出てきます。

コツは、いい加減でも、当てずっぽうでも構わない、まずは数を出すということです。

4.しっくり来るまで答えを出す

ステップ3で目の前の嫌なことに対する「これは私に何を教えてくれているのですか?」という質問の答えをどんどん書き出します。

そしてそれを続けて行くうちに、「あっそうだよね!」「なるほどその通りだ!」としっくり来て納得できる答えが出てきます。「腑に落ちる」という感覚ですね。そんな答えが見つかったら、一番嫌なことに関する質問終了です。

次は2番目に嫌なことに対して「これは私に何を教えてくれているのですか?」と質問をして、その答えを書き出し、腑に落ちるまで続けます。

これを延々続けます。

嫌なことリストすべての項目の答えを見つけ出すのがベストです。

しかし、それなりに時間がかかるので、まずは嫌なことベスト3について実施するだけでもOKです。それだけでも大きな価値があります。

5.再び嫌なことを感じてみる

嫌なことの「答え」が出たら、再び嫌なことを思い出して感じてみてください。

そうすると、不思議なほど嫌な気持ちが軽くなっていたり、まったく感じなくなる現象が起きます。

なぜなら、フィルターが外れるからです。

これまで嫌なことは「○○=嫌なこと」という価値観のフィルターを通して見ていました。しかし、嫌なことの裏側に隠れていた「プラスの目的」が見つかったことで、そのフィルーターが外れるのです。

完全に外れなくても、フィルターの色が薄れてくるのです。

6.答えをヒントに行動する

これまでは嫌なことがストッパーとなり、なかなか行動できなかったかも知れません。あるいは解決不可能な問題に感じられたかもしれません。

しかし、すべての現象は「表裏一体」なのです。
コインには必ず裏表があるように、あなたが嫌だと思っていた問題にも、逆の面があるのです。

今までは一つの面だけを見てネガティブになっていただけなのです。

発見ワークを通じて嫌なことの裏の「良い面」を垣間見れたことによって、しっかりとした事実を見られるようになるのです。

あとはその結果を踏まえて前に進むだけです。

嫌なことに別の意味が付け加えられたのでこれまで以上に前に進めるようになります。

これこそが人生を前進させる「生きるヒント」になるのです。



以上が生きるヒントを発見する5ステップでした。
ぜひ一度、と言わずに何度も実践してみてください。

文章で読むだけですと、「本当に効果があるのかな?」と疑ってしまいますが、やってみて初めてその効果に気づくことができます。

また私たちは迷っていたり不安になっている時には頭の中がゴチャゴチャになっています。そんな時に、頭の中で渦巻いている嫌なことを、紙に書き出すという行為だけでも効果的なのです。

頭の中にある不安要素は捉えどころがありません。

しかし、紙に書き出すことで言葉という形になり、それだけで頭の整理ができ、問題解決につながることもあるのです。

また、ワーク中になかなか答えが出ないときには、他人の頭を借りるのも一つのテクニックです。

例えば尊敬する人、恩人、頼れる友人や先輩、メンター(助言者)だったら、今の自分にどんなアドバイスをくれるかな?

という視点で考えると答えが出やすくなります。

また、「答えは色々出たけど、どれもしっくり来ない…」という場合もあるかと思います。

でも心配しないで下さい。

以前「脳の空白の原則」のお話をしました。覚えていますか?

わからない状態、知らない状態、理解できない状態を極端に嫌い、その穴を無意識的に埋めようとする。というのが「空白の原則」です。

一度発見ワークをやると、脳に空白ができます。「一体何を教えてくれているんだ?」と。そしてワーク中にピッタリの答えが見つからなくても何気ない日常生活の中で突然「あっこれかも!」という答えが浮かぶことがあるのです。

ですからワーク中にしっくり来る答えが見つからなくてもご安心下さい。大切なのは、実際にやってみることです。

やれば必ず変化が起こります。そして不安や迷い、辛さが軽減し、進むべき方向が定まります。ぜひ実践してみてください。

「生きるヒントを発見する6つのステップ」いかがでしたでしょか?

このステップを動画セミナーとしてもご紹介しています。

ぜひ今回の内容をさらに深く理解するための
参考にしてみてください。

◆◇ネガティブな感情を一瞬で打消す方法◇◆

それでは次回をお楽しみに。

次回は人生レベルの「嫌なこと」の解決方法を探って行きましょう!






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