ネガティブ思考を一瞬で止める方法
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ネガティブを一瞬で止める方法
人間にはさまざまな感情があります。例えば…
- 怒り
- 悲しみ
- 恐れ
- 恥じらい
- 憎しみ
- 戸惑い
- 嫌気
- 悔やみ
- 不安
- 喜び
- 感動
- 驚き
- 嬉しさ
- 楽しさ
- 情熱
- 誉れ
- 憧れ
- 安心
などなど…挙げればきりがありません。
実は日本語には感情を表現する「情緒語」が8000語以上あると言われています。日本語の奥深さを感じますよね。
そしてそれぞれの感情によって私たちはポジティブになったり、ネガティブになったりします。
ではネガティブな感情から抜け出すにはどうしたら良いのでしょうか?
認めれば消える!?
まず大切なのが「ぴったり情緒語」です。自分が今どんな感情を抱いているのか?ということを知ることです。
例えば、「怒り」という感情も、様々な表現があり体の感じ方も微妙に違います。
- 腹が立つ
- 頭にくる
- ムカムカする
- イライラする
- しゃくに触る
- 不愉快
- 面白くない
- 快く思わない
- むしゃくしゃする
- 憤る
- 殺気立つ
- いがむ
- 罵る
- 叱る
- 怒る
など、たくさんあります。
そのたくさんの情緒語から今の自分の感情に一番しっくり来る言葉を見つけ出します。
感情というのは自分の内部から発生して、出口がないと自分の中で悶々として肥大化していきます。そしてその囚われからなかなか抜け出せなくなってしまいます。
ですからまずは自分の内部にある感情を言葉として明確にします。それだけで内部に溜まった感情がスッと外に放出され心がスッキリするのです。悩みや感情を人に話したり、表に出すとスッキリとするのもそのせいなのです。
味わい尽くす
自分の感情を明確にした次にこう言葉にします。
「自分は今○○な感情を感じている」
そしてその感情が体のどの部分でどんな感覚で感じているのかを確かめます。
感情というは必ず何らかの身体反応を伴います。
ネガティブな感情であれば、例えば
・胸が苦しい
・息が詰まる
・胃が重い
・ドキドキする
・体が硬直する
・頭がクラクラ
などの違和感を伴います。
そしてその感覚と共にその感情をしっかりと味わいます。
感情や身体反応を消そうとするのではなく味わい尽くします。
嫌な感情はピークを迎えた後には徐々に小さくなっていきます。
そしてその感情が消えて落ち着くまでゆっくりと待ちます。
するとさっきまでどんよりとした心がスッと軽くなっていることに気付けると思います。
初めはなかなか上手くいかないかもしれませんが、自分の感情や身体反応を敏感に感じ取りしっかりと確認して向き合うと、段々とコツがつかめて来ます。
ポイントは俯瞰視点
ネガティブな感情に支配されている時は、その感情と自分が一体化しています。感情の渦の中に自分がスッポリと入り込んでいる状態です。
しかしその感情がどんなものなのかを明確にすると、感情を外部から眺めることになります。すると感情の中に自分がいる状態から、自分の中の一部分としてその感情が存在することがわかります。
ネガティブ思考はネガティブな感情と身体反応を伴います。これはいわば危険を知らせる警報のような役割をしています。
潜在意識は過去の経験などを総動員させて、目の前の状況を「良いこと」「悪いこと」に仕分けします。
そしてもし「悪いこと」と仕分けされたのであれば、自己防衛本能が作動し始めます。
「注意しろ!嫌なことが起きるかもしれないぞ!」と嫌な気分と嫌な身体感覚を持って警報を鳴らすのです。
ですからその警報を無視したり消そうとするのではなく、しっかりと受け取ることが大切です。
警報はそもそも危険を知らせることが役割ですから、しっかりと警報が伝わったのならその役目が終わります。
「知らせてくれてどうもありがとう!」と感謝しながらじっくりをその警報を味わうと、自己防衛本能は「お、しっかり警報を受け取ってくれたな!」と判断して警報を停止するのです。
ぜひネガティブ思考が強く働いたときこそ、その感情をしっかりと受け取り味わってみてください。
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